人口減が止まらない。それらについて、先の記事で人口減少社会の行く末をの記事を書いた。 死にゆく国─人口減で日本はこうなる 老いゆく国─『老年期の終り』と日本 今回は、さらにその先を見据えてみる。 日本は没落する。しかし…… この先、日本は間違いなく…
ゴールデンウィーク真っ只中の今日(5月3日)は、「憲法記念日」である。日本国憲法が公布されて以降、もっとも改憲に近づいている憲法記念日ということもあり、各地では改憲派と護憲派が様々な集会を開かれることであろう。 今の日本を見ていると、「改憲」か…
今日(4月29日)は、「昭和の日」である。昭和天皇裕仁の誕生日だった日だ。 「昭和の日」を大辞林で引くと、 しょうわのひ【昭和の日】 国民の祝日の一。4月29日。激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす日。昭和天皇の誕生…
今年もやってきたゴールデンウィーク──年に3回ある民族大移動の時期である。ゴールデンウィークと言えば、「今年も大型連休をふるさとや行楽地で過ごす人たちの帰省ラッシュが始まり……」「成田空港では出国ラッシュが……」という毎年恒例のニュースが耳をよぎ…
東京でサラリーマンになることほどつまらない人生はない。もう少し詳しくいうと、東京にある大企業の総合職ホワイトカラー、中央官僚に公務員として就職することだ。 会社とコンビにセブンイレブン♪ サラリーマンの1日。・痛勤電車に乗る・打ち合わせのため…
今日(2018年4月1日)から、私は東京でサラリーマンとして就職することになった。それに伴い、ブログ名も『だから僕は海外に出る、さあ君も』から『だから僕はサラリーマンになる、さあ君も』に、ニックネームを「ガラニート」から「ガラリーマン」に変更した…
以前、日本の実家に行った。私の実家は、高度経済成長期に造成されたニュータウンにあるのだが、「オールドタウン」という言葉がぴったりなほど、街自体が高齢化していることを肌で感じた。 「老人ホーム化」していく日本 以前、このようなことをツイートし…
演歌歌手・吉幾三さんの出世作となった『俺ら東京さ行ぐだ』という歌がある。出身の青森県北津軽郡金木町の田舎ぶりをオーバーに歌った自虐ソングだ。発表されたのは1984年だが、吉さんが上京した1968年当時の「なんにもない」ふるさとを歌った曲である。 「…
「仕事=人生」「仕事にやりがいを感じる」「仕事を通じて自己実現しなければならない」──それらは大いに結構なことだ。しかし、あなたがそう感じていても、あなたの周りの人間が同じように感じているかどうかは分からない。だから、そういった「やりがい」…
今の日本を見ていると、そもそも「働くこと」の本当の意味を理解していない人が非常に多いように感じる。今回の記事は、「働くこと」に的を絞って書いてみる。 「働くこと」は、ただの商品売買(商取引)である。メルカリで何かを売るのと同じだ。何を売るのか…
何か新しいことを始めようとした時、それに対して冷ややかな視線を浴びせたり、ケチを付けたり、足を引っ張ったりする人は必ずと言っていいほど出てくる。特に前例がないことや、世間では一般的ではないとされることほど、批判的な声は大きくなる。 私に言わ…
私が予想する21世紀後半の日本は次のような感じだ。(それまでに日本が巻き込まれる戦争が起きなければ話だが) * 西暦20xx年、日本……。 日本上空を飛ぶ飛行機から…… 「見ろ、至る所に廃墟が見えるぞ!」 「道路は凸凹で穴だらけみたい。おまけに橋は落ちたま…
今年もシューカツ(就活=就職活動)という愚にも付かない通過儀礼が始まった。今日も、多くの就活生(=社畜候補生)たちが、没個性なリクルートスーツに身を包み、東奔西走していることだろう。 シューカツで消耗する社畜候補生たち 私は、日本の就活ほどバカ…
ここのところ、日本では「女性専用車両」をめぐって、テレビやネット界隈で揉めにもめている。この問題に関しては、私のブログでは、過去2回ほど取り上げた。1回目『女性専用車両の何が問題か?』では女性専用車両の問題点を、2回目『女性専用車両ではなく混…
前々回の記事では、最近話題になっている「女性専用車両」の問題点を取り上げ、男性にとっても女性にとっても差別に当たり、痴漢対策としても何ら意味がないという趣旨の記事を書いた。前々回の記事では、割愛した部分や書き足りない部分があったので、今回…
目に見えて訪日外国人観光客の数が増えた。増えたのはアジアの人たちだ。欧米語ではない言葉でおしゃべりしながら、スーツケースをガラガラと引いている姿は珍しくなくなった。かつて物価が高い日本に旅行に来られるアジア人は、比較的裕福な人が多かったこ…
先週金曜日(2018年2月16日)、東京メトロ千代田線で、女性専用車両をめぐって一悶着があった。 ※ 女性専用車両に反対する男性が女性専用車両に乗り込み、トラブルが発生することは以前からたまにあったが、今回は朝日新聞が記事にしたことで議論を巻き起こし…
何気なくGoogleニュースを見ていたら、「『わざわざ有休取ったのに家にいたの?なら出勤しろ』 部下の休日に口を出すトンデモ上司に震撼」というキャリコネニュースの記事を目にした。以前にもゲームの発売日に有休の是非についての記事があったのを思い出し…
生きていると様々な「嫌なこと」に出くわす。ところが、今の日本を見ていると、「嫌なことにも耐えるのが美徳」「つらさを経験することで成長できる」という精神論・根性論が幅をきかせている。私は、嫌なことは我慢せずに逃げ出せばいいと思っている。 日本…
ブログでもたびたび取り上げていることであるが、長時間労働は100%間違っている。それにもかかわらず長時間労働は相変わらずだし、長時間労働を信奉する人も少なくない。この記事では、長時間労働のもたらす弊害を改めてまとめてみた。 長時間労働はあなた…
今の日本を見ていると、リア充・コミュ力至上主義がはびこり、それが欠けるとまるで人間失格のような烙印を押される。しかし、リア充度やコミュ力だけが人間の価値ではない。
『思い出のマーニー』(スタジオジブリ)の杏奈のような周りに溶け込めなかったコミュ障ニートが、海外脱出した過程と、思い切って環境を変えることの大切さを書いたブログ記事。
先日、「海外脱出は100%正しい」という記事を書いた。「海外脱出は100%正しい」に帰着するのは同じだが、今回は、別の視点から書いてみようと思う。 僕は「個人主義」です 私(ブログ著者)は、プロフにも書いてある通り、個人主義者(individualist)である。…
下の画像は、以前に「ネット住人」と何気なくGoogleで検索しようとした結果である。嫌われていることが一目瞭然だ。(「ネット民」「ネット住民」でもほぼ同じ) ネット民──名前欄には「名無し」「通りすがり」といったあからさまな捨てハンや匿名アカウントを…
今の日本を俯瞰していると、「他人様に迷惑をかけるべからず教」なるものがはびこっている。「他人様に迷惑をかけてはいけない」は、一見もっともらしい理屈である。しかし、突き詰めていくと、不寛容・不自由でギスギスした世知辛い世の中になっていく。 「…
私は、これまでブログやTwitterにおいて幾度となく海外脱出を推してきたが、改めて言おうと思う。 日本を棄てて、海外に脱出することは100%正しい。──もし、あなたが今(将来)の日本に悲観していたり、危機感を覚えたり、息苦しさを感じていたりするならば。…
共和党のドナルド・トランプ氏がアメリカ合衆国第45代大統領に就任して、早くも10日が過ぎた。女性蔑視、マイノリティー排除、差別主義、移民・難民排斥、保護主義など、選挙期間中から過激な発言を繰り返していたトランプ大統領は、就任後は次々と過激な公…
昨週放映された『千と千尋の神隠し』に続き、今夜(2017年1月27日午後9時)は『耳をすませば』(近藤喜文監督/宮崎駿脚本)が放映される。 この作品がテレビ放映されるたびに、ネット上では「鬱になった」「死にたい」といった怨嗟の声が吹き荒れる。「鬱アニメ…
今夜(2017年1月19日午後9時)、日テレ系で宮崎駿監督の『千と千尋の神隠し』(スタジオジブリ)が放映される。 この作品が劇場公開されたのは、新世紀の余韻がさめやらぬ2001年夏である。当時は、今のようなスマホはなく、まだ機能が低いガラケー最盛だった。光…
鳥かごの中と外、あなたはどちらを選ぶだろうか? 今ほど、「生きる」ということが重要であるはずなのに、それが意識されていない、あるいは忘れかけられている時代はないのではと、ふと思った。今年最後の日は、より原始的な「生きる」を主題に書いてみる。…