SNS
今の日本を見ていると、リア充・コミュ力至上主義がはびこり、それが欠けるとまるで人間失格のような烙印を押される。しかし、リア充度やコミュ力だけが人間の価値ではない。
ネット(とりわけSNS)を見ていると、「とにかく他人から認められたい中毒」がはびこっているように思う。何かをやって、それをネットで公開し、承認されることに快感を覚える。そればかりが重要視され、本当にやりたいかどうか、本当にやる必要があるかどうか…
人間は容易に分かり合えるものではない。簡単に理解し合えるなら、戦争もテロも起こっていないし、ネット炎上も起こっていない。今の私たちに欠けていることは、「お互いに分かり合えないということを分かり合う」ということであると思う。 現実の世界では価…
「ニュース記事やブログ記事のコメント欄はオワコンである」というイケダハヤトさんの辛口記事が話題になっている。私はこの意見に賛同する。あまりにも‘Spot on!!’だったので、私も久しぶりに記事を書いてみた。 私は、ウェブのコメント欄、特に大手サイト…
「スマホやめますか、信大生やめますか」—信州大学学長の入学式の挨拶が波紋を広げている。 「スマホやめるか、大学やめるか」 信州大入学式で学長:朝日新聞デジタル 「スマホやめますか、それとも信大生やめますか」 新聞に掲載された「スマホやめるか、大…
ネットユーザーは、大きく2種類に分けられる。「ネットで消耗する人」と「ネットを活用する人」である。 ネットで消耗するネット依存症の人たち 「ネットで消耗する人」とは、暇さえあれば、ネットに何時間も何時間を費やしながら、そのネットでしていること…
就活生の人も、会社勤めの人も、会社の人から一方的にFacebook(FB)の友達申請をされて断るに断れないという人が多いのではないだろうか?望んでもいないのに、会社の人とFBで繋がると、そのとたんに居心地が悪くなる。見られたくもないプライベートな写真を…
悪ふざけによるSNS炎上が止まらない。ほぼ毎日のように起こっている。先のエントリーでは、「いちいち拡散させる必要性はない」と書いたが、今回は別の視点から書いてみた。 ウェブはバカと暇人のもの (光文社新書)作者: 中川淳一郎出版社/メーカー: 光文社…
前回のエントリーで参照した記事の最初の方に「ソー活先進国・米国」と書いてあったが、米国の就活生はFBを就活に使わない。彼らは、就活のために、わざわざFBに登録している名前を変更したり、プロフィールの公開範囲を狭めている。 海外では就活のためにわ…
最近の就活では、人事担当者は、候補者のFacebook(FB)ページを見ている。担当者によっては「友達」申請までしてくる場合もある。ある候補者は、面接での印象に反して、FBページが盛り上がっていたことから「人望がある」と評価を逆転された。 企業は候補者の…
最近、TwitterやFacebookなどのSNSで、若者が悪ふざけを撮影した写真を投稿し、それが元で炎上するケースが立て続けに起きている。 「最近の若者は……」は今に始まったことではない 記事によっては「若者のモラル低下」と書かれているが、こういった若者の悪…