だから僕は海外に出る、さあ君も

「日本って何か変だなぁ」という疑問を胸に、思い切って海外脱出した著者が、海外からの視点で日本の社会問題や海外脱出アドバイスを綴るブログ。日本の奴隷的な長時間労働にうんざりしている人、ナショナリズム台頭・人口減・財政難の日本の行く末を危惧している人、協調性という名の同調圧力に耐えられない人、とにかく自分の殻を破ろうと思っている人、そんなあなたに『海外に出ること』を選択肢の1つとして提案する。

だから僕は海外に出る、さあ君も - ニートのガラパゴス日本脱出日記

ガラパゴス化している日本の奴隷的な労働環境と保守的な社会構造に適応できずに海外脱出したニートが海外視点で綴るブログ

仕事なんかクソだろ? 就活やめて日本を出よう! 奴隷やめて海外に出よう! 語学を学び世界に出よう! 「仕事なんてクソだろ」が売り文句の「ニートの海外就職日記」に影響を受けた、あるニートのブログ

労働・サービス残業・ブラック企業・社畜・ワークライフバランス・海外脱出・日本脱出・英語・留学・人生・恋愛・政治・社会・日本・ニート・フリーター・貧困・ネット・IT

新入社員もそうでない人も逃げる準備だけはしておこう—従業員目線を忘れるな

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今日は4月1日—新年度である。今日が初出勤という新入社員も多いだろう。

入社式には「社会人として……」「経営者目線を持って……」というありがたい説法を聞かされる。会社によっては、マラソン、穴掘り(笑)や自衛隊体験入隊*1といった「これ、仕事とどういう関係があるの!?」と突っ込まずにはいられない理不尽な研修が待ち構えているかもしれない。

新入社員を待ち構えているのは理不尽の日々

唱和新入社員を待ち受けているのは、これまでの学生生活とは比べものにならないほど不条理に満ちた日々である。

仕事をてきぱきと終えて定時に退社しようとすると、「上司より先に帰るとは何事だ!?」と叱責される。飲み会を断れば、「つきあいが悪い」と陰口を叩かれる。成果を出しても褒められないけど、失敗はきつく咎められる。連日連夜残業がある。夏休みはお盆を挟むたった1週間。—枚挙に暇がない。

社畜から理不尽なことを要求されて、私が常日頃ブログやTwitterで主張しているようなことを社畜に言えば、「(▶)会社っていうものは君一人の力で回っているわけじゃないのだよ。ゴチャゴチャ (×16 ▶▶) ゴチャゴチャ。権利を主張する前に義務を…(×16▶▶) ゴチャゴチャ。分かったかね?(■)」と説教されることは請負である。

それでも食い下がれば、「嫌なら辞めろ」「お前の代わりなんていくらでもいるんだ」「だったら自分で起業したらどうだ!?」と切れられる。

逃げる準備だけは万全にしておこう

以前、高校教師が自分の子供の入学式を優先して、勤務先の学校の入学式を欠席したケースでは、現職議員にまで批判した。このことは、私がブログで常日頃から言っている、日本が上から下まで労働教というカルトに洗脳されていることを改めて見せつけた。

このブログの読者であれば、日本の労働環境のひどさは知っていることと思う。あなたが新入社員であれば、それなりの覚悟はできていると思う。

しかし、覚悟していても、想定外なのが日本のクソ労働環境なのである。日本大好き外国人を、短期間で日本大嫌いに変えてしまうほど強烈だ。

だから、私はこうアドバイスしたい。

嫌になったら逃げればいい。多分嫌になる。だから逃げる準備だけはしておこう

と。もちろん、闇雲に「逃げろ」と言っているわけではなく、きちんと戦略を立てることは重要である。

RPGに例えると、モンスターが予想以上に強く、このままだと全滅しそうだと感じればどうするだろうか?「逃げる」という選択肢をとるのが現実的だ。全滅してゲームオーバーになってしまえば、それまでのプレイ時間が水の泡となってしまう。

現実世界でも同じだ。「このままだとヤバイ」と感じれば、ためらうことなく逃げればよい

中には、「逃げるなんて卑怯だ」「社会人として失格だ」という人もいるが、きちんとした手順に従って逃げることは、卑怯なことでも何でもない。そういう声に臆することはない。

もちろん、闘うという手もあるが。

ドキュメント ブラック企業: 「手口」からわかる闘い方のすべて (ちくま文庫)

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敵も、然る者だ。残業代を請求する人を、モンスター呼ばわりとは。

モンスター社員の未払残業代請求から会社を守る法Q&A

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ブラック企業であれば、逃げることを躊躇するな

短期間で辞めれば、「ストレス耐性がない」「うちの会社に入ってもすぐに辞めそうだ」と見なされ、再就職に不利になるのではないかという声がある。これは事実である。例え、入社先が「労基法なんてクソ食らえ」のブラック企業であっても、短期間で辞めると、それだけで再就職活動にマイナスとなる。逆の見方をすれば、ストレス耐性を求める企業は、その企業がストレスフルな労働環境であることの裏返しとみることもできる。

「石の上にも三年」なんてことわざがあるが、そんな会社に3年もいたら労働教に洗脳されてしまうかも知れない。それどころか、本気で命に関わる。「若いから大丈夫」なんて言って、過労死したり、鬱病になったりしてからは手遅れである。*2

だから、ブラック企業であれば、逃げることをためらうべきではない

日本の労働環境は、「カレー味のクソ」か「クソ味のカレー」(汚)

日本の労働環境はクソである。下品な例えで申し訳ないが、

  • カレー味のクソ:非正規雇用=不安定かつ低賃金。若いうちは比較的自由を謳歌できるが、将来は悲惨なことになる。いくら美味しいカレー味でも、しょせんはクソなので、いつかは…。
  • クソ味のカレー:正規雇用=ワークライフバランスからは程遠い奴隷的拘束。クソ味でもカレーはカレーなので、一応は食いつなげる。でも、いつまで我慢できるか…。

である。

どっちも食えるか!!

カレー味のうんこ/うんこ味のカレー

逃げる先は海外だ!

逃げるといっても、どこに逃げるのか?

一時的な待避であれば休養を取ることであるが、根本的には解決しない。また、いつまでも休み続けるわけにはいかない。

私は、このブログで何度も主張しているように、海外脱出がベストな選択肢であると考えている。日頃の鬱憤を晴らすための海外旅行ではなく、海外で仕事を見つけての長期滞在、あるいは永住を前提とした海外脱出である。

※あくまでも私個人の考えである。海外脱出ばかりが、社畜の魔の手から逃れる手段ではない。

狂った日本のクソ労働環境を脱し、カレー味のカレーが食べられる(連日定時退社・休日出勤なし・有給完全消化が当たり前)、真っ当な海外へ脱出するのだ

一度きりの貴重な人生を、社畜になって、会社のために使うなんてもったいない。あなたがどれだけ会社のために尽くしたところで、会社はあなたのために何もしてくれない。

逃げられる準備だけはしておこう。

「逃げる準備」とは何をするのか?

逃げる準備とは、何をすればいいのだろうか?
英語?情報収集?確かにそれらは重要である。しかし、それらより大切なことがある。

それは、「従業員目線を持ち続けること」であると思う。

なぜなら、それを失った時、人は社畜と化すからだ。

※FF13風にいうと「シャ畜」。ブラック企業の経営陣はファルシかな。ルシの使命を果たせなかったら…。*3 私は、最初からパージされることを選んだけど。(笑)

日本がヤバイではなく、世界がオモシロイから僕らは動く。

日本がヤバイではなく、世界がオモシロイから僕らは動く。

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©2018 だから僕は海外に出る、さあ君も by 佐野由自