だから僕は海外に出る、さあ君も

「日本って何か変だなぁ」という疑問を胸に、思い切って海外脱出した著者が、海外からの視点で日本の社会問題や海外脱出アドバイスを綴るブログ。日本の奴隷的な長時間労働にうんざりしている人、ナショナリズム台頭・人口減・財政難の日本の行く末を危惧している人、協調性という名の同調圧力に耐えられない人、とにかく自分の殻を破ろうと思っている人、そんなあなたに『海外に出ること』を選択肢の1つとして提案する。

だから僕は海外に出る、さあ君も - ニートのガラパゴス日本脱出日記

ガラパゴス化している日本の奴隷的な労働環境と保守的な社会構造に適応できずに海外脱出したニートが海外視点で綴るブログ

仕事なんかクソだろ? 就活やめて日本を出よう! 奴隷やめて海外に出よう! 語学を学び世界に出よう! 「仕事なんてクソだろ」が売り文句の「ニートの海外就職日記」に影響を受けた、あるニートのブログ

労働・サービス残業・ブラック企業・社畜・ワークライフバランス・海外脱出・日本脱出・英語・留学・人生・恋愛・政治・社会・日本・ニート・フリーター・貧困・ネット・IT

2015-01-01から1年間の記事一覧

ネットの足を引っ張る声に惑わされず、自分の直感を信じて貫こう

歳末の候、ふと、故スティーブ・ジョブズのスタンフォード大学でのスピーチを思い出した。 「今日が人生最後の日だとしたら、あなたは今日する予定のことをするだろうか?」というフレーズは有名だが、私が気になったのはその後の以下の部分だ。 原文: Your…

だから僕はブログを書く—海外脱出を勧める理由

この記事でブログの総記事数は100本となる。(よく続いたなぁ) 100記事目ということで、私がブログを書く(海外脱出を勧める)理由について書いてみる。 私がブログを書く理由 私がブログで海外脱出を推す理由は、日本人の海外生活の裾野を広げ、偏狭な価値観か…

夫婦別姓を認めないのは日本だけ—「今も女性は月である」

元始、女性は実に太陽であつた。真正の人であつた。今、女性は月である。他に依つて生き、他の光によつて輝く、病人のやうな蒼白い顔の月である。偖(さ)てこゝに「青鞜(せいたふ)」は初声(うぶごゑ)を上げた。 元始、女性は実に太陽であつた—今も月である 前…

一億総活躍社会—「活躍」しなきゃダメ?「普通」に暮らしたいだけなんだけど

自民党が、「美しい国」「一億総活躍社会」なるものを提唱している。しかし、本来目指すべきは「一億総幸福」であり、そういう社会が実現している国こそが「美しい国」ではないだろうか? (僕は別に「活躍」するヒーローなんかになりたくない。「普通」に日…

あなたの英語力が上達しないのは本気ではないから

英語ブームが続いている。iTunesストアのアプリダウンロードランキングにおいても、何かしらの英語関連アプリは常に上位にある。フィリピン人講師による格安オンライン英会話も登場して久しい。しかし、多くの日本人の英語力は相変わらず芳しくない。 なぜ英…

残業代の有無ではなく、常態化している残業そのものが問題

「ブラック企業」や「社畜」という言葉が世間を賑わすようになって久しい。労働環境は改善されたのかといえば、改善には程遠い。それどころか、おかしな方向に向かっている。 残業代さえ払えばいいというものではない 「サービス残業が問題なんだろ。要は払…

「ネットの悪意」の正体と構造

くだらないことでの炎上・ヘイトスピーチ・誹謗中傷・罵詈雑言・ネット私刑…。ネット上にはありとあらゆる「悪意」があふれている。今回は、その「悪意」の正体と構造について書いてみた。 「悪意」を撒き散らす主体は……匿名のどうしようもないおっさん 世間…

私が距離を置きたいネットユーザーの特徴7つ

ネットで見ていると、実に多種多様な人がいることに気付くが、残念な人も少なくない。会社であれば、事前の試験や面接で不適格な人は門前払いにできるが、ネットはそうはいかない。今回は、距離を置いた方がよいネットユーザーについて取り上げてみる。 私が…

「日本が嫌い」で海外脱出は全然あり

日本が嫌い──そんな理由で海外脱出するのは全然ありだと思う。むしろ、日本に不信感を抱くなら、どんどん海外に出るべきだ。「日本に生まれた日本人だから……」などと二の足を踏む必要はどこにもない。 例えば、もしこんな男だったら…… もし、あなたの友達か…

図書館活用のすすめ

私は、ブログの中でたくさんの本を紹介している。興味深い本・少しでも気になる本があれば、ぜひとも読むことをおすすめしたい。ただ、本は安くはない。ネットの無料に慣れてしまうと、1,000円すら惜しくなる。そこで、図書館を活用することを提案したい。(…

「おっさん」が今の日本を支配している—「おっさん」ではなく「紳士」になろう

今の日本は「おっさん」が支配している。おっさんのおっさんによるおっさんのための国、それが日本である。今回は、そんな「おっさん」について書いてみた。 おっさん論 この記事において、「おっさん」であるかどうかは、年齢や外見ではなく、モノの考え方…

Kindleはそろそろ買い時、海外行くなら必携

私のブログ記事では、関連書籍(紙版)を紹介しているが、ここ最近はKindle版(電子書籍)を購入する格段に増えている。このことは、日本における電子書籍市場が黎明期から成長期に入っていることを痛感させる。(欧米では一足先に成熟期に入っている) 今回は、電…

一億総活躍社会は一億一生総奴隷社会

安倍晋三首相が「一億総活躍社会」なるものを提唱している。「美しい国」「日本を取り戻す」「女性が輝く」などと同じく、肝心の中身は空虚なままだ。ということで、一億総活躍社会とはどういう社会なのかを書いてみた。 一億総活躍社会とは? 「活躍」とい…

TSUTAYA図書館でもいいんじゃない

TSUTAYA図書館が物議を醸している。先日行われた愛知県小牧市の住民投票では、TSUTAYA図書館計画が反対多数となった。海老名市では、TSUTAYA図書館をめぐるゴタゴタが続いている。 問題色々、「だからTSUTAYA図書館はダメなんだよ」ではなく… ネット上では、…

まだTOEICで消耗してるの?

相変わらず英語ブームが続いている。猫も杓子もTOEICな今日だが、TOEICスコアは、サラリーマンと就活生が会社への忠誠心を示すための指標である。それ以上でもそれ以下でもない。 TOEICは国際標準ではなく日本だけのガラパゴス検定 「TOEICスコアが査定に響…

だから僕は「コメント欄」を設けない

「ニュース記事やブログ記事のコメント欄はオワコンである」というイケダハヤトさんの辛口記事が話題になっている。私はこの意見に賛同する。あまりにも‘Spot on!!’だったので、私も久しぶりに記事を書いてみた。 私は、ウェブのコメント欄、特に大手サイト…

「ヘイトスピーチ」の定義—国会周辺のデモはヘイトにあらず

ヘイトスピーチ(ヘイトデモ)を規制する法案が持ち上がっては消えている。ヘイトスピーチの定義と、国会周辺の反原発・反安保法案等のデモとの違いについて書いたブログ記事。

労働条件を聞いて何が悪い

プレジデントオンラインに「『仕事内容』より『労働条件』ばかりを聞く学生はいらない」という記事が掲載された。 「仕事内容」より「労働条件」ばかりを聞く学生はいらない あなたの出世、採用、給料、リストラはこう決まる【13】:PRESIDENT Online - プレ…

私たちの無知と団結力の無さがブラック企業をのさばらせている

ブラック企業・ブラックバイトや貧困ビジネスなどの問題が取り沙汰されて久しい。ブラック企業や貧困ビジネスが現在の日本にはびこるのは、当たり前のことではないかと私は思う。(もちろんそれらを擁護するつもりは毛頭ない) ブラック企業や貧困ビジネスがは…

『夢』を捨て、『目標』を持とう

夢と目標は異なる。しかし、現実それらを区別できていない人が多いように感じる。子供染みた万能感を捨てきれず、自分を過大評価し、いつまでも夢を追い続けて時間を空費する人。実現する当てがあるにも関わらず、自分を過小評価し、夢物語として何もせず時…

過干渉の成れの果て—打たれ弱すぎるニート・ひきこもり・草食系男子が日本をダメにする

ニート・ひきこもり・草食系・非モテ・非リア・ぼっち・おひとりさま・便所飯 etc… これらに共通していることは、社会にうまく適応できていないということである。 社会に適応できないひ弱な大人たち 特段の事情がない限り、大人になれば、親元を離れ、自分…

お行儀の悪いネットユーザーたち、面と向かって言えないことは書かない

以前、あるブログのはてなブックマークのコメントで、そのブログの著者を指して、「お前」「こいつ」と書かかれているのを目にした。ネットでは珍しいことではない。しかし、気の置けない友達同士の会話ならまだしも、見ず知らずの相手を、何の脈略もなしに…

「スマホやめますか」に反発する情報強者気取りの情報弱者たち

「スマホやめますか、信大生やめますか」—信州大学学長の入学式の挨拶が波紋を広げている。 「スマホやめるか、大学やめるか」 信州大入学式で学長:朝日新聞デジタル 「スマホやめますか、それとも信大生やめますか」 新聞に掲載された「スマホやめるか、大…

コミュニケーション能力という曖昧な言葉しか使えない社畜の方がコミュ力不足

「コミュニケーション能力が大切だ」と言われて久しい。就活で成功を収めるためは必須の能力とされている。しかし、「コミュニケーション能力」とはいったい何だろうか? 何を持ってコミュニケーション能力があると判断するのだろうか? コミュニケーション…

日本でも同性婚やパートナーシップ(民事連帯契約)を認めればよい

東京都渋谷区が「同性カップル条例」を制定して話題になったが、LGBT(性的マイノリティ)に対する日本の理解も法的対応も、欧米に比べて大きく遅れを取っている。 渋谷区同性カップル条例が成立 全国初、4月1日施行:朝日新聞デジタル 都合がいいときだけ憲…

新入社員もそうでない人も逃げる準備だけはしておこう—従業員目線を忘れるな

今日は4月1日—新年度である。今日が初出勤という新入社員も多いだろう。 入社式には「社会人として……」「経営者目線を持って……」というありがたい説法を聞かされる。会社によっては、マラソン、穴掘り(笑)や自衛隊体験入隊*1といった「これ、仕事とどういう…

仕事をしていなければ1日12時間勉強できるけど、あなたはできる?実際にしたニートはTOEIC満点連発

英語をものにするために、あるいは難関資格を取るために「1日12時間は勉強しよう」って言うと、「そんなの無理だよ」って言う人が多いと思う。しかし、本当に無理なのだろうか?いや、そんなことはない。無論、働いていれば不可能だが。 仕事をしていなけれ…

偏狭なナショナリズムと反知性主義の蔓延にみる日本の衰退

偏狭なナショナリズムと反知性主義が、日本にはびこっている。 反知性主義とは? 「反知性主義」という言葉が取り沙汰されているが、辞書には載っていない。私なりに、反知性主義という言葉を辞書風に解説してみた。 はん-ちせいしゅぎ 【反知性主義】 実証…

北陸新幹線開業—人口減なのに新幹線? まだ高度経済成長期のつもりなの?

この週末は、鉄道関連で多くの動きがあった。 寝台特急「トワイライトエクスプレス」と「北斗星」のラストラン、上野東京ラインの開通、東海道新幹線の最高速度アップ、北陸新幹線(長野〜金沢)の開通、そして北陸新幹線の新規開通区間の並行在来線の経営分離…

英語ができる・できないってこういうこと

「英語ができる」ってどういう状態なのだろうか?どの程度の英語力があれば、胸をはって「私は英語ができます」と言えるのだろうか? 私たちの英語力は私たちが思っているほど高くない TOEICで高得点を取れば、日本では「かなり英語ができる人」に分類される…

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©2018 だから僕は海外に出る、さあ君も by 佐野由自